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ベルマークあるべきVSなくすべき

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ベルマーク運動と言えば「小学生の時に慌てて集めた面倒なやつ」、「PTAで集計させられるらしい」などのイメージがありますよね。
でも実際何に使われているのか、どんな運動なのか、知る機会も少ないのがベルマーク運動。

今回は、身近なのに知らないことが多いベルマーク運動についてまとめてみました!

ベルマーク運動とは

ベルマーク運動の始まりは、1957年福島県湯本小学校の先生だった渡辺ユキさんが「へき地の子どもたちの教育設備を充実して欲しい」と朝日新聞社に陳情したのがきっかけです。

1960年には「すべての子どもに等しく、豊かな環境のなかで教育を受けさせたい」という願いから、ベルマーク教育助成財団の前身、教育設備助成会が始まりました。

現在の運動では全国のボランティアたちでベルマークを集計し、財団に送ることで、自身の通う学校の設備や教材を揃えられるだけでなく、使用した金額の10%が国内外の被災校やハンディのある状況で学んでいる児童たちへの支援となっています。

子どもでも参加出来るボランティア

ベルマーク運動の良いところは「商品パッケージについているベルマークを集める」という「小学生」でも参加出来るボランティア活動であるところです!

今まで自分のことしか見えていなかった発達途上の子どもたちが「誰かの為に何かをしたい」と思った時、ハードルの低いベルマーク運動はチャレンジさせやすいボランティアと言えます。

ぜひ、この機会に家庭内でベルマークについて話し合いながら楽しく気軽に初ボランティアしてみてはいかがでしょうか。

懐かしのベルマーク運動。
小学生の頃は集めて先生に提出するだけで済んでいましたが、親になってから「こんなに集計しんどいの?!」とうんざりしている人も多いのではないでしょうか。
もしかしたらその思いを抱えているのはあなただけではないかもしれませんね。
今回は、そんな旧態依然としたベルマーク運動についてまとめてみました!

以前より疑問視されてきたベルマーク運動

ベルマーク運動はベルマークを「集める」イメージが先行しがちですが、実は一番重要なのは「仕分けて財団に送り、ポイントを使う」ことにあります。

こちらの動画はベルマーク教育助成財団公式Youtubeチャンネル内のものです。
実際の仕分けや送付、ポイントの使用の様子を見てどう感じられるでしょうか。現代人、特に企業勤めの「共働き」の親には違和感しかないと思います。

各PTAでそれぞれ違うルールに則り、基本手作業で行われる集計作業。
学校長の職印が必要という注文。

もちろん業界によっては民間企業でも見られる旧態依然とした仕組みではありますが、ここまで非効率な作業を「ボランティア」として無給でやることに疑問を持つ親は多いようです。

事実、以下のような声を見つけました。

最終的に負担になるのは大人のボランティア

昨今の不景気や批判を受けてか、協賛企業も年々減っていくばかりです。

95企業まである登録番号の内、欠番になっているのはなんと47企業です。
この事実は気軽であるはずのベルマークを「集める」段階にまで影響を及ぼします。
協賛企業が少なければ、家庭内の商品についているベルマークも以前よりかなり減少するのは誰にでも想像出来ることでしょう。
各小学校の期日までにベルマークを「集める」ことが出来なかった最近の家庭は、メルカリで購入することもあるのだとか。

運営会社は「本来の支援活動の目的とは異なり不適切」としているそうですが、出品は後を絶ちません。
それだけ需要があるということでしょう。まさにベルマークの「闇」と言えます。

ベルマーク運動に割いていた人員を他の学校運営に回す方がよっぽど効率的―そんな当たり前の事実が何故か黙殺されているのがベルマーク運動の現実です。
「ウェブベルマーク」なるサービスも登場していますが、筆者も初めて知りましたし、財団公式HPでもトップの端に小さなバナーが貼ってあるのみです。

真の「気軽さ」を取り戻さない限り、ベルマーク運動はなくすべきと言わざるを得ません。

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