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ブルーライトカット眼鏡は本当に必要か?



記事の信頼性

最近、どの眼鏡販売店でもブルーライト軽減レンズがオプションとしてつけられるようになっている。
スマホやタブレットが急速に普及し、さらにはコロナ禍によるテレワークの増加。
私たちがブルーライトを浴びる機会は昔に比べて圧倒的に増えている中で、ブルーライトカット眼鏡が必要である理由を考える。

ブルーライト軽減眼鏡の必要性

そもそも、何故ブルーライトをカットする必要があるのか?代表として挙げられるのはブルーライトを浴びることで目が疲れる、というところではないだろうか。ブルーライトは私たちが視認できる光(可視光線)の中で最も波長が短く、紫外線に近い波長であるため目の負担になるとされている。
このブルーライトを浴び続けることで瞳孔を縮めようとして目の筋肉に負担がかかり、これが目の疲れ、他には首・肩のコリの原因になるとされている。

また、ブルーライトは体内時計を狂わせるとも言われており、ブルーライトを浴びすぎるとスムーズな入眠の妨げになるという研究結果もある。ブルーライト軽減フィルムやモニターの設定などもあるが、いちいち貼り替えるのも設定を変えるのも正直面倒。しかもブルーライト軽減のための多くのアイテムは本来の色味からオレンジががった色味に感じるようになってしまう。職業柄、可能な限りそのものの色を確認しなくてはならない人もいる。その度にフィルムを剥がしたり設定を変えるなんてやってられるわけがない。それがブルーライト軽減眼鏡であればかけるか、外すかの二択になる。

まとめ

この様な観点から比較的取り入れやすいブルーライト軽減眼鏡を使う事で日常に感じる不調を減らしていけるのでブルーライト軽減眼鏡は必要であると考える。

ブルーライト軽減眼鏡が不要な理由とは?

一方、ブルーライト軽減眼鏡は不要であるという声もある。一番多い理由が効果がない、という声。
効果を感じられなければ眼鏡をかける必要がない人からしたら、ただ邪魔なものにしかならない。
普段から眼鏡を使用している人であればあまり抵抗なく取り入れることができるとは思うが、日常的に眼鏡を使用していない人からしたら、そもそも眼鏡をかけるという習慣もないから煩わしい。せっかく買ったにも関わらず、かけなければ意味がない。むしろ眼鏡をかける事で普段はないものがそこにあるので違和感を感じたりしてかえって逆効果だ。
また、日中のブルーライトはそこまでカットしなくてもいいとされている。
人間は朝の太陽の光を浴びることによって体内時計がリセットされる仕組みとなっており、朝の太陽の光にはブルーライトが多く含まれているという事実がある。何が問題かと言えば夜遅い時間や寝る前にスマホやパソコンを使用する事が問題とされおり、その程度の時間であればスマホ上の設定やパソコンのモニター設定で時間指定して夜間の時間帯だけ適用させればいいだけの話である。
また最近、子供がブルーライト軽減眼鏡を使用する事が逆効果だとも言われている。子供にとって太陽光は心身の発育にいい影響を与えるものとされている。しかも十分な太陽光を浴びない場合、逆に近視進行のリスクが高まるというのだ。子供のためを思ってブルーライト軽減眼鏡を購入したにも関わらず、それが視力低下につながるというのであれば本末転倒である。

まとめ

このように本来人間の生活リズムにはブルーライトが含まれている太陽光が必要であることや自身のちょっとした事でブルーライトをカットできるという部分からブルーライト軽減眼鏡は不要であると考える。

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