- 電動キックボードのメリット
- 電動キックボードのデメリット
昨今、電動キックボードの普及が進みつつある。
私達の生活を便利にしてくれる、注目のアイテムだ。
今回は、電動キックボードが普及する利点について、取り上げる。
電動キックボードが普及するメリット
大きなメリットは、排気ガスが発生しないこと。
課題であるCO₂の削減に繋がる、エコな乗り物なのだ。
通勤電車の代わりに乗れば、密も避けられる。
図 日本における温室効果ガス別排出量(2019年度)
出典:https://www.nies.go.jp/gio/aboutghg/index.html
電動キックボードなら駐輪場いらずで、費用も抑えられる!
店先や、駅前の駐輪場・駐車場に費用がかかっている人もいるだろう。
しかし、電動キックボードであれば、
自宅から店や駅に行き、到着したらそのまま持ち込むことが可能だ。
費用も抑えられるし、電車なら降りてから目的地までも、楽に移動出来る。
普及が進めば、違法駐輪に悩まされることも無くなるかもしれない。
製品によっては、女性でも楽に持ち運べるものもある
出典:https://www.makuake.com/project/e-kon/
都心部ならレンタルがおすすめ!
気軽に使いたい方は、レンタルをおすすめする。
代表の一つが『LUUP』だ。
ヘルメットの着用が任意で、歩道走行も可能なのが魅力。
アプリや、運転免許証の登録、道路交通法テストといった準備は必要だが、
借りた所とは違う場所で返却が出来る、いわゆる”乗り捨て”も可能。
家の近所で借りて、駅で返却するなど、幅広い使い方が出来る。
街中に設置されるステーションも増加している
さいごに
今後、電動キックボードの普及がさらに進めば、
私達の生活が一変する可能性がある。
より快適に過ごす事が出来るのであれば、歓迎したいものだ。
[サムネイル画像:https://shonan.keizai.biz/headline/2730/]
一方で、電動キックボードに対しては、否定的な意見がある。
実際、問題点も多くあり、その危険性が叫ばれているのが現状だ。
具体的に見ていこう。
電動キックボードでの公道走行は、危険が多い
手軽であるということは、それだけ必要なものが無いということ。
例えば、次のような危険性がある。
・車輪が小さいため、安定性が低い
・路面の凹凸通過時に、かなりハンドルを取られる
・ブレーキしてから、停止までの距離が長い
速度も限られるなか、これらの危険を抱えたまま、
車道を走ることを想像してほしい。
どれほど危ういか、感じられるだろう。
少しの段差でも受ける影響は大きい
出典:https://bestcarweb.jp/news/309388
ノーヘルや無免許、二人乗りなどの違法行為が多発
乗る側の違法行為も問題だ。
街中で二人乗りを見かけた、などの報告も相次いでいる。
普及に伴い、事故も増加しているため、
警視庁も取り締まりの強化を始めるようだ。
出典:https://www.tokyo-np.co.jp/article/133507
電動キックボードによる事故件数は、1~11月の都内だけで16件
実際、ルールの浸透が追いつかず、事故が多発している。
6月には、無免許の上、赤信号を無視して事故を起こした20代の女性が、
書類送検される事態が起きた。
ナンバーはおろか、ヘルメットも付けずに、逆走している
出典:https://www.tokyo-np.co.jp/article_photo/list?article_id=131308&pid=459895
さいごに
残念ながら、現時点では製品・運用の両面で、デメリットが多くある。
この問題を解決しないままの普及は、社会問題にまで発展しかねない。
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