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近年の少子化とは相反し、小学校受験者率が増えています。
小学校受験を考えている親はまずはじめに
幼稚園に通わせるべきか、保育園に通わせるべきか悩むと思います。
『小学校受験』で調べると
・小学校受験 幼稚園
・小学校受験 幼稚園選び方
幼稚園に関連したことが多く検索されます。
内容を読んでも幼稚園に通わせた方が小学校受験に良いという記事が多いです。
子供を預けてみてもらうという点に関しては一緒なのに
なぜ幼稚園がいいと言われているのでしょうか
今回は幼稚園と保育園の仕組みを元に小学校受験での利点についてそれぞれ考えていきたいと思います。
目次
1.そもそも幼稚園と保育園の違い
2.受験での幼稚園の強み
3.保育園ではだめなのか
4.結局はどっちが有利なの?
1.そもそも幼稚園と保育園の違い
幼稚園と保育園は子供を預けるところではありますが、設立目的が違い、利用方法も異なります。
幼稚園は就学前の幼児(3歳以上)に対して教育を目的とした施設です。
教育を目的としていますので、管轄は文部科学省になります。
保育園は保護者が働いていたり、病気や介護などの理由で、子どもの保育ができないときに、保護者に代わって保育するための施設です。
児童福祉法に基づき、厚生労働省が担当している施設です。
設立目的だけをみても『教育』という言葉が出てきている幼稚園の方が受験に対して有利そうに見えてきます。
次は実際に幼稚園の活動や受験のつながりについて考えていきます。
2.受験での幼稚園の強み
幼稚園は主に4つの種類に分けられます。
①のびのび幼稚園
②学習をしっかり取り入れる幼稚園
③併設小学校がある幼稚園
④小学校受験の情報が集まりやすい幼稚園
①の幼稚園に関しては、この中では小学校受験には一番向いていません。
②、③、④に関してはそれぞれ小学校受験における強みがあります。
②は教育面が充実していることで、言葉や歌など勉強面はもちろん、集団行動の大切さや規律を教わります。小学校受験ではここが重視されがちであることから②の幼稚園は受験に有利に働きます。
③は入学したい小学校に併設している幼稚園は
小学校への内部進学ができる縁が一般的です。ストレートに小学校へ入学できるのは魅力的です。但しほとんどの幼稚園で幼稚園受験があります。
④の小学校受験の情報が集まりやすい幼稚園とは小学校受験を考えている家庭の子が多く通っているということです。受験する幼児が多いことで、幼稚園側も小学校受験に対する理解を持っていることが大きなメリットです。
これらから小学校受験のために幼稚園に通わせることはメリットになります。
3.保育園ではだめなのか
保育園に通っているから小学校受験は落ちるのか?と聞かれたら答えは『NO』です。
名だたる難関小学校に合格している保育園の子もいるのでだめってことはないです。
保育園のデメリットは散歩して、遊んで、お昼寝させて、着替えさせてという保育はしてくれても、教育的指導(英語教室、読み書き、ミニ習い事)がないところが多い点です。
保育園は、朝早くから夜まで、長い時間を過ごす場になるので
平日は、家にいるよりもずっと保育園にいる時間が長いわけですから、子供に与えられる影響は強いものです。
4.結局はどっちが有利なの?
今後の小学校生活でも、お受験でも役に立ちそうな『教育』を毎日1時間でもやってくださるのでは、積み上げていくものは違うもかもしれません。
その点で幼稚園は保育園にはない受験に必要なスキルが得られるメリットが大きく、小学校受験に有利であると考えられます。
これらから幼稚園が小学校受験に有利になるのは
『小学校受験に必要なスキルが育つ』
ためであります。
保育園では『小学校受験に必要なスキルが育つ』に関して幼稚園ほどの伸びはないので、幼児教育や習い事等で補う家庭が増えてきています。
総合的に小学校受験に対してメリットが多いのが幼稚園です。
小学校へ上がった際に必要なスキルが身につく点でも幼稚園へ入園する方がおすすめと言えます。
共働きが増えてきている中、産後に仕事に復帰したいママ、これから働きたいと思っているママにとって保育園と幼稚園のどちらに入学させるのが良いか悩むと思います。
働くママにとっての保育園、幼稚園のメリット、デメリットを紹介していきます。
目次
①保育園、幼稚園とは
②働くママにとってのメリット
保育園
幼稚園
③働くママにとってのデメリット
保育園
幼稚園
④どっちに入れるといいの?
①保育園、幼稚園とは
保育園とは
親が働いている、病気の状態である等の理由により、家庭において子供を見ていられない場合に家庭にかわって子供を保育してくれる施設。
対象年齢:0歳〜小学校入学まで
保育時間:午前7時〜午後6時まで
給食:あり
幼稚園とは
学校入学前の子供に教育を教えることを目的とした施設です。
対象年齢:3歳〜小学校入学まで
保育時間:午前9時〜午後2時まで
給食:任意
②働くママにとってのメリット
保育園
なんといっても保育時間が長いことがメリットの一つ目です。就業時間は午前8時〜9時スタートが多いと思います。それより前から見てもらえないと働くママは遅刻してしまいます。朝の7時から見てもらえる保育園は働くママの味方ですね。
二つ目のメリットは保育園は暦通り登園出来ることです。夏休み冬休みがないので平日は預かってもらえます。また土曜保育をしている保育園も多いので、日曜日と祝日以外は登園できるということです。働くママにとってはとても助かると思います。
三つ目のメリットは0歳から預けることができることです。大抵、育休は1年前後だと思います。その間に赤ちゃんを見てくれる人または施設を探す必要があります。その点で0歳から預けることができる保育園はとてもありがたいです。
幼稚園
幼稚園のメリットというと、英語やミニ習い事などを実施している幼稚園が多く、教育面が充実している点です。就学前から習い事をさせているご家庭が多くなっている中、預けている時間内にスキルが身につくのはありがたい話です。
二つ目のメリットとしてはじっと座っていること、箸の使い方等の礼儀作法が身につくことです。子供とのご飯の時間は楽しく過ごしたいと思ってるママが多いと思います。でも、箸の使い方、座り方などをガミガミ注意しながらの食事は楽しくありません。礼儀作法が幼稚園で身についていれば、子供のと貴重な時間を楽しく過ごせるようになります。
③働くママにとってのデメリット
保育園
オムツ一つ一つに名前を書くことです。沢山のママがあまりのめんどくささに悩まされると思います。それに伴って名前書きの時短方法などがたくさん出回っていますが、名前をつけるにしても書くにしてもめんどくさいです。
幼稚園
夏休み冬休みがあるので延長保育した際の保育料が高くなります。残業等のための延長保育も別途料金です。
園行事が保育園に比べて多いので準備等が大変です。園行事は平日に行う幼稚園も多いので仕事を休む必要が出てきます。
④どっちに入れるといいの?
保育園と幼稚園のメリット、デメリットについてご紹介しましたが、いかがだったでしょうか。
働くママにとって1番求めるところは、預ける時間が確保できることではないでしょうか。
働く時間に預かってもらえないと困ります。
そのように考えると保育園に預けるのが理想ではないでしょうか。
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